【相模原市南区】築50年の古びたアパート2階のドアを開けてみたら驚くかも。東林間の海福雑貨分室で雑貨の壮大な世界観に引き込まれます。
以前、東林間にある海福雑貨の記事を執筆させて頂きました。
今回は海福雑貨があるアパート、川島荘の階段から…。
2階へ上っていきましょう。
一見普通の年季の入った古いアパートの廊下。
おや、海福雑貨の看板が!こちらが海福雑貨分室です。2階にも、海福雑貨があるなんて!今回はこちらで店主の遠藤さんにお話しを伺ってきましたので、分室のご紹介と共にインタビュー内容をお伝えしていきたいと思います。
営業日は月・金・土・日の4日間。こちらでは「妖しいもの 綺麗なもの 不思議なもの 古いもの」を取り扱っており、1階の海福雑貨とは違った空間を楽しめます。それでは早速入ってみましょう!
入ってみてびっくり。いわゆる普通の古アパートの扉を開けると、そこには海福雑貨の壮大な世界観が広がっていました。初めて入店した殆どの方が「わぁ~…」と言ってしまうのではないのでしょうか…。
店主の遠藤さんは東林間がご出身。地元であるこちらのアパート、昔からあったのはご存知だったのでしょうか?「そうですね…そういえば、あったなぁという…笑」小さい頃から何となく知っていた川島荘が、のちにご自分のお店になるなんて…素敵なお話し。
店内のどこを撮っても「映える空間」は、店主のクリエイティブな才能が存分に発揮されています。昔から雑貨屋さんをやりたいと構想はしていらっしゃったのでしょうか?
「自分の空間を作って、自分の好きなものに囲まれたいという想いはありましたが、はっきり雑貨屋とは思っていなかったですね。新卒で入社した会社を辞めて、数カ月間カフェで働いていたときに(雑貨屋を)考え始めました。
母がクラフトをやっていて、クラフト市を手伝ったりもしていたのでそういう繋がりから始めさせて頂きました。」
遠藤さん自身も「地図絵」を描くアーティスト。そもそもはどんな感じで描き始めたのでしょうか?「高校生くらいからノートの端っこに…どんどん書き足していって。」
こちらの輪郭は相模原市。中身は遠藤さんオリジナルの地図絵です。
世界中からも面白いものを沢山仕入れている海福雑貨。新型コロナの感染拡大が始まってからはどんな状態だったのでしょうか?
「やはり海外からの仕入れは厳しかったですね。特にイタリアやスペインなどが…。国内でも骨董市などは中止になってしまい、結構大変でした。
お店では新型コロナの為休業をしている時に、今まで以上にオンラインショップに力を入れるようになりました。」お客様が安心して買い物が出来るように、それが海福雑貨通販部です。
「現在も継続してオンラインショップに力を入れていて、新作が入荷するとまず先に通販部からお伝えするようにしています。」新作がすぐネット上で見られるのは、遠方でも近所でもお客様にとっては嬉しいですよね!
東林間は「雑貨の街」と言われたり、住みたい街としてとても人気があります。昔はどんな感じだったのでしょうか?「東林間は個人店が多く、個性を出しているお店が昔からありました。」なるほど、雑貨屋さんが馴染みやすい街だったのですね。
「とはいえ、昔から住んでいる方などは(雑貨屋さんを)まだまだ知らない方も多いと思うんですよね。なので、お散歩途中などにも気軽に入ってみて欲しいです。」
海福雑貨の沿革を拝見すると、これまでの14年を本当に小さなところから一歩ずつ、着実に歩んでいっています。この川島荘というアパートも、1階から2階、2階の部屋数がどんどん増えていき今の形となっていて「成長する雑貨屋」は、どんどん進化しています。
こちらはワセリン(ウラン)グラス。ブラックライトをあてると光りますが、そもそもブラックライトをあてて光ることは後に知られたようです。
こちらは大正時代に作られたセイコーの時計。おしゃれな色合いが…
ブラックライトで光ります!!
店主の遠藤さんの今後の目標は「(お店を)続けていくこと。そして、川島荘を少しずつ進化させていくこと」とのこと。継続って、1番難しい。そして進化は1番楽しい。店主の遠藤さん、お忙しい中取材させて頂きありがとうございました!
海福雑貨分室の場所はこちらです。