【相模原市南区】古書を販売して８０年以上！店主との語らいが楽しい相南にあるカフェ 二の橋書店へ行ってきました

小田急相模原駅近くに、ずっと気になっていたお店があります。

そのお店がこちら！相南にある二の橋書店は、古書販売とお酒も飲めるカフェなのです。皆さんも気になりませんか？今回、筆者がこちらのお店の魅力をたっぷりとお届けしたいと思います！

店頭には本が並んでいます。

入口には「見るだけでも　お茶するだけでも　本を買うだけでも　どうぞお気軽に　お入りください。」と書いてあります。この一文は、店主のお人柄が表れています。いいんですか？嬉しい～。それでは早速入店してみましょう！

こちらのお店の歴史は、昭和５年の東京の墨田区から始まります。初代店主が、二の橋のたもとで古書店を開業したことで店名も「二の橋」と名付けられました。

しかし大空襲で全て焼失…。わずかに保管してあった書籍をもとに、戦後は浅草寿町で俳句書専門の古書店として営業再開したそうです。

その後は、町田へ移転。当時の２代目店主は昭和史、特に太平洋戦争に関する資料や書籍の収集に力を入れていたそうです。

そして現在の店舗の隣（ヘアースタジオ IWASAKI 小田急相模原S店)へ移転して約２０年程営業し、現在の店舗に移ったとのこと。

現在は３代目店主が淹れるコーヒーなどを飲みつつ、カフェスペースでゆっくりと本を読んだり語らいながら過ごすことが出来ます。

「子どもの頃は本が嫌いだった」と笑いながらお話ししてくださいました。店主は小さな頃からこんな風に、沢山の本に囲まれて育ったんでしょうね。

現在は、不定期に本の種類を変えながら、拝書・戦時資料戦記・歴史民俗・楽譜・山岳書など、昔ながらの古書店のスタイルで販売。

何度も読んだ形跡や、本の香り。デジタルには無い、紙の本の魅力や素晴らしさはこういったお店へ来ると改めて実感させられます。

カフェスペースには、素敵なティーカップが並んでいます。

ドリンクメニューにはお酒もありますよ！

鉄瓶でお湯を沸かしています。なんだか、まったりくつろぎたくなる空間…。

ウェッジウッド ジャスパーのティーカップ＆ソーサーで美味しいコーヒーを淹れてくださいました！お客さんも続々来店し、皆さんコーヒーを飲みにいらっしゃっていましたよ。

お店の奥には、何かが書かれている木が。何だろう…？

店主にお伺いすると、旧家の壁に埋まっていたものを譲り受けたのだそうですが、なんと大きさは２ｍで重さは約１４０ｋｇあるそう。すごい…！持ち運ぶのも、かなり大変だったそうですよ。こういった店主の面白話が聞けちゃいます。

このお店の雰囲気の良さは、実際に行ってみると納得する筈。皆さんにも是非体感してもらいたい！

美味しいコーヒーと、店主さんのお話と、常連さんの笑顔。そして豊富な本！とても素敵な時間を過ごすことができました。

二の橋書店の場所はこちらです。