【相模原市南区】幕末期の建築が現存しています!磯部にある国登録有形文化財の旧中村家住宅を見学してきました
昔の建築物を見ると、時代を感じてウットリしてしまいます。先日、史跡勝坂遺跡公園へ行かせて頂きましたが…
【相模原市南区】約4,700年前の縄文時代にタイムスリップ?大集落跡が見つかった国の指定史跡勝坂遺跡公園で体感してきました
公園の端の方に、こんな看板を発見!旧中村家住宅のことは知っていたのですが、車をどこに停めればいいのか分からず今まで行っていなかったのです。
勝坂遺跡公園からそんなに近いなんて知らなかった!
と、いうわけで旧中村家住宅へ早速行ってきました~!看板からは、5分弱ほどの距離。筆者は子ども達と行ったので、もう少し時間がかかりました。
なんて立派な門なんでしょう…。
全国的にも、とても珍しい幕末期の疑洋風建築(洋風に似せた建築のこと)がお目見えです!
現在は2階建てですが、建築当初は3階建てでした。関東大震災後に、3階部分は取り除かれたそうです。
それでは、早速入ってみましょう!
歴史を感じる佇まい。子ども達はいつもと違った家の作りに、ドキドキしていました…!
昔の建築って、今にも全然通用するオシャレさ…。こういう土間のある家って、とても憧れます。
見学可能なのは、式台の間と
お茶の間です。筆者が伺った時には、管理人の方がいらっしゃって「どうぞ」と声をかけてくださいました。
こちらは階段箪笥(だんす)ですね!今でも充分インテリアとして、馴染みそうです。
とてもオシャレで機能的!
この広々とした畳の部屋の雰囲気にとても癒されます…。日本独特の空間と言うのでしょうか。
掘りごたつもありました。
こちらの建築は、鎌倉の大工さんが手掛けたそうですが10年の歳月をかけて完成したとのこと!
令和の今でも、立派な建築物として残っていることを考えると、しっかりとした設計で作ったのでしょうね。
幕末期から現存していたなんて、なんだかロマンを感じます…。
歴史好きの方や、建築物がお好きな方は勿論、市内に住んでいる方には是非見に来て欲しい、相模原市南区が誇る国登録有形文化財でした。
旧中村家住宅の場所はこちらです。