【相模原市南区】なぜうどん屋で「ぼたもち」を? 誕生秘話を聞いてきました。「資さんうどん相模大野店」
創業約50年、北九州市を中心に1都1府13県で78店舗を展開しているうどんチェーン店「資さんうどん」がこの度、神奈川に初出店。2025年8月8日、相模大野店がオープンしました。プレオープンの際、広報担当者に「資さんうどん」の歴史について伺いました。発祥の地・北九州市は「製鉄の街」として知られ、お店が創業した1976年当時は24時間体制で工場が稼働し、交代制で働く人が多く暮らす地域だったそうです。そこで、昼夜問わず気軽に足を運べて、いつでも温かい食事を提供できるようにと始めたのが、甘辛い濃い目のつゆと、やわらかい麺を合わせた、うどん屋さんでした。創業者の名前の一字をとって「資さんうどん」に。
その頃、交代制で働く労働者が気軽に食事を楽しむ場として、屋台が栄えていたんだとか。汗をかく労働者の疲れを癒すために、手軽に食べられて、甘いものを…という配慮から、屋台でぼたもちを提供していたそうです。そんな街の成り立ちから、資さんうどんでも、ぼたもちを提供するようになったそうです。
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創業から約50年の今も、働く人のため、地域で暮らす人のためを考えた配慮が受け継がれています。新しい店舗では通路が広めに確保されていて、車いすやベビーカー等でも通りやすそうと感じました。
こちらは一人掛け用のカウンター席。テーブルの奥行が感じられ、ゆったり使える広さに設計されています。仕事終わりに、家族での食事に、のんびりお酒を楽しみに…様々な楽しみ方ができる資さんうどんに、足を運んでみてはいかがでしょうか?
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