【相模原市南区】交通が不便な地域での活用なるか 南区合同庁舎にて8/1「グリーンスローモビリティ運行」説明会
グリーンスローモビリティとは、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスです。環境への負荷が少なく、狭い路地も通行が可能なことから、高齢者の移動手段の確保や観光客の周遊に資する「新たなモビリティ(移動性)」として期待されており、全国で走行実績があります。

画像提供:相模原市交通政策課様
相模原市でも地域のボランティアドライバーによる、道路運送法上の許可・登録を要しない輸送(無償運行)とし、地域の特性に応じた活用を検討しています。令和5年度は緑区若葉台地区及び南区新磯地区で短期の実証運行を実施し、令和6年度は、両地区で通年での実証運行を行いました。

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そして令和7年度は、若葉台地区において本格運行を開始し、新磯地区では引き続き実証運行を実施中。新磯地区の交通は、南北にJR相模線と2路線のバスが通っているものの、一部の地区では駅やバス停までの距離が遠く、また、地区内に高低差もあることから、身近な移動に困難を抱えていることが課題となっています。

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今後、グリーンスローモビリティを活用したい地域の団体を対象に、導入を希望する地域に向けた説明会が開かれます。南区は2025年8月1日(金)南区合同庁舎にて開催。こちらは7月28日までの事前予約制となっています。運行実験や利用者の声も踏まえて、近い将来、地域でグリーンスローモビリティが活用される機会が増えるかもしれませんね。
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