【相模原市南区】珍しいホタルの交通標識!? 下溝・道保川沿いに隠れた鑑賞スポット
相模原市で有名なホタルの鑑賞スポットといえば、中央区上溝にある道保川公園。毎年6月上旬から下旬までホタルが観察できる名所として知られ、夕暮れ時になると多くの見物客でにぎわいます。今年も2025年5月31日(土)~6月8日(日)までホタル観賞会が開かれました。実は、中央区だけでなく南区にもホタルの鑑賞スポットがあるのをご存じですか? 下溝の住宅地を原当麻駅方面に歩いていく途中、見つけたのがこちらのホタルの標識。
ホタルの標識には、表記がはがれているものの「相模原の環境をよくする会」という文字が確認できます。こちらに問い合わせてみると、相模原市役所のゼロカーボン推進課に繋がり、環境保全団体によって昭和60年4月に設立されたということでした。
当課によると、ホタルの交通標識は平成元年3月に設置されたそう。相模原の環境をよくする会が独自に考案したもので、全国統一の交通標識というわけではないそうです。
ここにホタルが住んでいるので環境保全に努めるよう示すために、こちらの標識が設置されたそうです。
川辺には橋がかかっており、奥は草木が茂っていて足を踏み入れられないほどでした。近くに建っていた指標には、「東沢」と表記があり、道保川沿いの中でも一の沢(鳩川)と中の沢(姥川)の東地点にあるため(東沢)と呼ばれているそうです。
今年もホタルが見られる時期はあとわずか。生息数が減っている中、来年以降もホタルが見られるよう、道保川公園では環境保護活動が続けられています。下溝のホタルの標識も、気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
ホタルの交通標識はこちら↓