【相模原市南区】3/10まで開催中!女子美大相模原キャンパス「2024年度卒業制作展」の準備裏を取材しました!

麻溝公園に隣接する「女子美術大学 相模原キャンパス」で、美術学科、デザイン・工芸学科の2024年度卒業生による卒業制作展が、2025年3月8日~10日の期間、開催されています。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024正門から入ってすぐ目の前のアートスペース「Joshibi SPACE 1900(ジョシビスペースイチキュウゼロゼロ)」で、普段はなかなか見られない準備裏を見せていただきました。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024今回取材をした美術学科洋画専攻絵画コースでは「卒業論文」ではなく「卒業制作」を提出し、合格しなければ卒業が認められないそう。作品の基準としては、100号(F100号は1,620mm×1,303mm)サイズのキャンバスで平面絵画2作品以上を提出するのが条件。中には、3部作、いやそれ以上という超大作に挑戦する学生さんたちもいるんです!女子美大相模原キャンパス卒業制作2024展覧会本番までの間は、脚立や台車があちこちに。“どのように展示したら作品が最も光るのか?”を追求しながら、細かく細かく調整されていました。台車に載せられたキャンバスは、テンペラ(乳化作用を持つ素材を固着剤として使った絵具で描いた作品)と油絵の混合技法で作られた作品だそうです。上から吊るしながら飾る位置を微調整されている様子です。制作者自ら、金箔を使ったオリジナルの額縁を作られたそう。金箔は日本画に用いられた素材として知られますが、西洋絵画にも用いられ、テンペラにもそのような技法があったのだとか。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024古典的な技法を用いた作品もあれば、現代アートに挑戦する学生も。統一されたテーマの中で“油絵と洋服”という、平面の枠を超えた作品たち。こちらの絵画はアクリルを使って描かれたそうです。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024洋服まで!?と思われますが、こちらも、洋画専攻絵画コースの学生さんの作品です。下の画像では、壁に飾られた2枚のキャンバスをよーく見ると、何か仕掛けがあると思いませんか?女子美大相模原キャンパス卒業制作2024実は、絵が逆さまに展示されているんです!そして手前のキャンバスは、今から飾るんですか?と思いきや、こうして平面に置いた状態で楽しむ展示なのだそう。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024壁に飾られた2枚は、水面に映った波紋に目を向けさせるため、わざと逆さまに描いたもの。手前のキャンバスは忍野八海の水面を描いた作品で、見る人が上から覗いて楽しめるという意図があります。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024こちらは24枚の不織布に一枚ずつ色鉛筆で彩色を施し、レイヤーにして透け感を楽しむインスタレーション。角度によって、見え方が変わる不思議な作品です。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024この他にも、キャンパス内では様々な場所に卒業制作が展示されています。完成された展示では、一体どうなっているのでしょう?気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか。卒業制作展は3月8日~3月10日の10:00~16:00まで開催中です。女子美大相模原キャンパス卒業制作2024女子美術大学 相模原キャンパスはこちら↓

うるかみ

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!